Apple、realtime APIでAndroidに決定的勝利 !?
FOSS Patentsによると、Appleがrealtime APIの特許解釈に対し、重要な進展を遂げたようです。
http://fosspatents.blogspot.com/2012/01/legendary-judge-hands-apple-key-patent.html
以下、拙い訳ですが概要を掴んでいただければ幸いです。。。
「伝説的裁判官がキー特許の解釈でAppleがAndroidに対し勝利の判断」
私は木曜日と金曜日の大半をマンハイムにいたので、水曜日にアップルが戦略的に重要な法的な勝利を収めたことに気づくのに遅れてしまった。Apple側のAndroidに対する特許の主張に多大な影響を及ぼしうる結果だ。その指示はAppleとモトローラの訴訟の中でおきたが、この件はAppleのHTCとの係争、Samsungとの激しい紛争、将来のAndroidデバイスのいかなるメーカとの訴訟にも重要な役割を果たすことが明白である。
イリノイの北部地区でのMotoloraとの連邦訴訟の中で、とても影響力のある、ハイランクの判事がもっとも263特許の中のもっとも重要な言葉「realtime API」でAppleの解釈に同意した。
昨夏、ITCのある行政法判事が既にHTCのAndroidベースのデバイスに対する特許の侵害を判断していたが、ITCの6人のメンバーからなる意思決定の実体である委員会は判事の侵害の見解を覆し、Appleの勝利を制限し、"data tapping"と私が読んでいるところをカバーしている特許を技術的に狭くした。ITCスタッフ(究極的には委員会の採用した人間)が提案したアプローチは「形式的な言葉遊び」でなんら意味がないことをITCが再調査をしている一方で、私はその地方判事と同意した(そして、付け加えるとAppleとも)。AppleがITCのルールに意見することは私にとって驚きではなかったし、Appleの主張はうまくいくと感じた。シカゴでの水曜日の判断はAppleの持っているチャンスを更に拡大した。
以下がその解釈の指示である。
「私はそれゆえ263特許の請求項1にある"realtime application program interface"を
2つまたはそれ以上のサブシステム間のリアルタイムインタラクションをさせるAPIと解釈する
2012年1月25日 アメリカ巡回裁判官 (署名読めず)」
上の指示された解釈はAppleの提案と同じである。私の意見では、審理はAndroidの特許侵害を容易に見つけるだろうし、特許が無効にされることもまずないだろう。(誰かがおそらくGoogleの支援を受けているHTCが行っているよりもうまい無効とする主張に至らない限り)
シカゴでのApple対モトローラの訴訟(たぶん夏)はAndroidに対するこの特許の権利主張が試される次の機会になるだろう。来期でのMotorola mobilityの吸収の終結を願っているGoogleにとって、その紛争はとても重要な物となる。しかし、上の指示にサインした高い業績のある裁判官はその特許に、この紛争をだけにとどまらない大きな重要性を与えた。
自炊したら読書は衝撃的に捗る
本を自分で裁断して電子データにする自炊行為。うれしいポイントの一つが大事なフレーズがいつでも取り出せるようになることです。
よく本の大事そうなところにマーカーを引く人がいますが、本を持ち歩かないと、せっかくマークしたフレーズも思い出せません。これではなかなか知識の再利用ができないですよね。
自炊をすると本の文章をコピー・ペーストできるようになりますので、Evernote等のクラウド環境へ持って行けば、モバイルでもPCでもどこでも引用できるようになります。読書が更に捗りますよ。
こういったクラウド引用環境を作るのに欠かせないことがあります。それは自炊の際のOCR(文字認識)です。自炊して得られた本の電子データには必ずOCRをさせておきましょう。ちなみにOCRはコンピューターで自動化できる作業なので、私はスキャンし終わった文書データにOCR処理をセットしてから寝るようにしています。あとは寝ている間に処理をしてくれています。では、早速、OCRしてできたPDFファイルをiPadに取り込んで、GoodReader(閲覧アプリ)で読みましょう。
今回、自炊したのはドナルド・ノーマンさんの複雑さとともに暮らすという本です。シグニファイアという大事な話をしています。下の図の青く選択した箇所は今までであれば蛍光ペンでマークしているようなところです。自炊後の方法ではGoodReader上で範囲選択をしてcopyします。
あとはiPadにインストールしているEvernoteを立ち上げて貼り付けます。
するとEvernoteで保存したテキストはPCでもスマートフォンでもどこでも見ることができます。本の大事なところを、いつでも取り出すことができます。まとめなんかを作るときには最適です。ものすごく捗りますよ。
Apple スライドでのアンロック特許を取得。先行例はNeonode N1m?
http://ggsoku.com/2011/10/multitouch-patent/
によると、スライドしてロックを外すという今のスマートフォンでは非常に当たり前な機能の特許をAppleが取得したそうだ。
ちなみに上記のリンクの本当のネタ元は、英語のこちら。
http://www.slashgear.com/apple-wins-patent-for-slide-to-unlock-ios-gesture-25190713/
パッと見た限りではかなりの影響力がありそうに感じる話なので、少しネタ元を読みこんでみると、この特許に対抗できる先行例の可能性があるのはNeonode N1mという製品でないかとの話がでてきた。Neonode N1mは下記のWikiによれば、Appleの2005年12月の出願に対し、2005年3月に発表されいる。確かに先行している。
http://en.wikipedia.org/wiki/Neonode
くわえて下記リンクのNeonode N1mの動画の4分あたりにスライド的な操作でのロック、アンロックの説明が見受けられる。
http://www.youtube.com/watch?v=Tj-KS2kfIr0&noredirect=1
全く同じことを先に実現していることが判明した場合、いったん取得された特許も無効となる。だから、Neonode N1mをもってAppleのスライドアンロックの特許が無効だという主張も成り立つかもしれない。ただし、特許はごくごく細かな技術的な違いで権利化されていることが殆ど。Neonode N1mは本当に先行例となりうるかは不明だ。影響力が大きいと見られる特許だけに、今後の趨勢は見物である。
OS X Lionへ GIMPをインストールする
以前に少し書いたけど、もう少し詳しく。
■ファイルのダウンロード
http://gimp.lisanet.de/Website/Download.html
ここからGIMP 2.6.11 for Snow Leopardをダウンロードする。
■ファイルのインストール
ダウンロードしたファイル(GIMP-2.6.11-Snow-Leopard.dmg)をクリックすると、下図のウィンドウが現れるので、ドラッグ&ドロップしてインストール。
Launch Padで見てみましょう。インストールされました。
サムソンはAndroidを捨てる
サムソンのGalaxy関連の出費が止まらないようだ。予想された結末ではあるが、張り子の虎であったサムソンの崩壊に向けた歩みが着実に進んでいる。
まずはマイクロソフトに対して。この件はサムソンの支払いが確定した。
■Microsoft、「Android」端末対象にSamsungとも特許ライセンス契約
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110929/369625/?ST=smartphone&r4
記事によるとサムソンはライセンス料を支払うとともに、Windows Phoneの開発やマーケティングに協力する。サムソンのGalaxy一台あたりの利益は30$でうち15$をマイクロソフトのライセンス料にとられるという噂もある。つまり、サムソンはマイクロソフトに相当なライセンス金額を取られるだけでなく、Windows Phoneを相当量市場に投入することを約束させられたと見るのが妥当だろう。
一方でアップルに対して。アップルに対しては散々に強気なコメントを出していたし、世界各地で訴訟を起こし、戦線を拡大し続けてきた。だが、結局は観念したようである。下記の記事でサムソンが「支払い」側になることが明確になったと言えるだろう。
■サムスン電子、アップルとの紛争回避に向けて取引提案
http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_317201
これだけ見ると、なぜ支払い側と決定するのかと疑問かもしれない。だが、サムソンは支払い側、それも多額な支払いは避けられないと見て妥当と思う。その要因は2点ある。
- 要因1:サムソンが最初の支払い交渉を破綻させたこと
- 要因2:アップルはOS屋ではないこと
まず要因1について。オーストラリアの法廷で、アップル側がサムソンに対して、まずは衝突回避に動いたことが明らかになった。
■「S・ジョブズ氏自らがサムスンとの衝突回避に動いていた」 - 豪法廷で明らかに
http://wirelesswire.jp/Watching_World/201109300916.html
衝突回避とはあるが実際はアップルはまずはライセンス料を支払いをサムソンに求めたと推察される。それに対しサムソンは話を蹴って、現在の訴訟に至った。どうやらそれが事実である。であれば、アップルはこのときサムソンが呑むことができなかった当初のライセンス料程度では許すことはできないだろう。おそらくライセンス料は跳ね上がるはずだ。
次に要因2である。マイクロソフトでさえGalaxyで得られる利益のうちのかなりの高額なライセンス料を持っていくようである。しかし、それ以上にマイクロソフトにとっておいしいのはサムソンにWindows Phoneを使わせる確約をさせたことだ。マイクロソフトは市場でのプレゼンスが増すと同時に、Windows Phoneの販売利益を得たのである。ところがアップルにはそれがない。つまり、直接的なライセンス料をガツンと回収するしかないのである。この意味でも相当なライセンス料になることが推察される。個人的にはサムソンはアップルからも相当なライセンス料を取られることがもはや避けられない状況と推察する。
ダメージを受けたサムソンはどこへ向かうのか。私はAndroidを捨てると思う。
一つ目の兆候は代替OS探しである。サムソンの大金の持ち出しは避けがたい状況だ。Androidを使う限り、サムソンは血を流し続けなければいけない。そのため、サムソンはOSの変更を本格的に画策し始めた。一つはサムソン独自のOS Badaであり、もう一つはMeeGoの後継であるTizanである。グーグルが手当たりしだいに特許を買いあさっているのと同じように、サムソンはひたすらOSをあさっている。
そして、もう一つはサムソンのAndroid陣営での位置づけである。HTCはグーグルから特許の譲渡を受け、アップルと戦っている。サムソンにはそれがない。グーグルのサムソンの扱いはHTCより良くはないのではないか。またモトローラがグーグルに買収されたことにより、サムソンはNexusも奪われる。(機種は残るかもしれないが、役割は終わった。)確実にグーグルにとっての第一位ではななくなるのだ。
もはやサムソンにとって、この針の筵の上に長期に座り続けることはできない。ここから1年、2年のうちにサムソンはAndroid陣営から離れていくのではないだろうか。
Lionでもgimp動くよ
■OS X Lion でGIMP2が使えなくなったのでPixelmatorを買いました
http://kawairi.jp/weblog/vita/201108033514
とあったので、そーなんかー。ダメなんかー。しょうがないなぁと、PixelmatorをAppStoreでポチりそうになりました。
が、ダメもとでここのGIMP 2.6.11 for Snow Leopardを試したら動作した。。。gimpの使いたい方はSnow Leopard版を普通に使いましょうね。