読書:行動科学で人生を変える

■行動科学で人生を変える



■感想:

・さすがに人生を変えるとまでは大袈裟かと思いますが、人や組織の行動を改善する方法が行動科学に基づき、わかりやすく整理されています。ちなみに行動科学はスキナーから生まれた行動分析学をベースとする方法だそうで、筋の通ったスッキリとした割り切りがあっていいと思います。自分や組織を改善するために、何か仕組みを作らないといけない、そんな時にこの本の知識は役立つかと。



■超まとめ

▼問題の解決にむけて

・何かが問題になっているのは、あることを過剰にやりすぎているか、あることをやっていないためである。問題を解決するには、不足している行動を増やすか、必要となっている行動のライバルとなっている行動を減らすことである。



▼ターゲットとなる行動の制御

・不足行動を増やす

・ライバル行動を減らす

<<そのために制御するもの>>

・行動のハードルを変える

・行動のヘルプを変える

・動機付け(本当の動機になるもの)



▼続けるには

・ラストゴールを数値で設定する

・スモールゴールを作る

・計測しチェックする



▼できない部下をできるように

・分解して、チェックする

・ペナルティは使わない